北陸新幹線延伸、「桂川案」選定=小浜・京都ルート―与党

自民党と日本維新の会は15日、北陸新幹線の未着工区間(敦賀―新大阪)の延伸ルートに関する整備委員会を開いた。両党は福井県小浜市と京都市を経由する現行計画「小浜・京都ルート」2案のうち、京都駅西約5キロの桂川駅付近を通る「桂川案」を選定した。
整備委は、建設費に関する沿線自治体の負担を軽減するため、JRが支払う「貸付料」の拡充などを要望。両党は今後、プロジェクトチーム(PT)で桂川案を正式に取りまとめ、政府に実現を求める。
小浜・京都ルートは桂川案と、京都駅地下を南北に走る「南北案」に分かれる。10日の前回会合では、自民が桂川案と南北案を提案。維新は桂川案と、滋賀県の米原駅で東海道新幹線に乗り入れる「米原ルート」を主張した。
小浜・京都ルートに対し、沿線自治体からは工事に伴う地下水への影響などに懸念を示す声が上がっている。両党は、桂川案は南北案に比べ影響が少なく、地元理解が得やすいと判断した。維新は当初、同ルートに反対姿勢を示していた。 [時事通信社]