盗難捜査で訪れた民家に侵入、現金盗む 容疑で巡査長を書類送検、免職 兵庫県警

過去に捜査で訪れた高齢女性の民家に侵入し、現金約63万円を盗んだとして、兵庫県警監察官室は24日、但馬方面の警察署の地域部門に所属する男性巡査長(33)を住居侵入と窃盗などの疑いで神戸地検に書類送検し、懲戒免職処分とした。
監察官室によると、巡査長は令和6年8月6日、県内の90代女性の住む2階建て民家に侵入し、現金約63万円などが入ったハンドバッグ1点を窃取した。
7年5月22日、再び同じ民家に侵入しようとしたところ、網戸を落として音が鳴ったため犯行を断念。女性を訪ねて防犯指導を装いその場を立ち去ったが、女性から報告を受けた親族が不審に思い、署に相談して発覚。防犯カメラや供述から犯行を特定した。巡査長は4年5月、同じ民家で別の犯人による窃盗被害が起きた際に現場を訪れており、家の無施錠の箇所が多いことを確認していた。
大上健二監察官室長は「警察官として言語道断で厳正に処分した。県民の皆さまに深くおわび申し上げます」とコメントした。