日本製紙八代工場、救助された2人が心肺停止・9人安否不明…煙突折れる被害確認

震度6強を観測した八代市では、日本製紙八代工場の煙突が折れる被害が確認された。熊本県によると、工場で救助された2人が心肺停止の状態で、ほかに9人の安否が不明という。
地震発生当時、地面にはいつくばって揺れに耐えたという近くのガソリンスタンドの男性マネジャー(59)は、「シュー」という蒸気が漏れるような大きな音を聞いた。工場を見ると、煙突が折れていた。
一帯は28日午後11時頃になっても停電が続いていた。救助作業は夜を徹するとみられ、従業員の男性は「とにかく一刻も早く、仲間を助け出さなくては」と話し、足早に工場内に向かった。
日本製紙は工場の稼働を停止し、「社員の安否確認を最優先に行いつつ、設備の被害状況についても確認を進める」としている。