沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し同志社国際高(京都府)2年、武石知華(ともか)さん(17)ら2人が死亡した事故で、2隻の運航団体と連携する「オール沖縄会議」が1日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前で事故後2回目となる大規模集会を開いた。主催者発表で約590人が参加した。
「玉城デニー知事の勝利を」
参加者らは米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡り、「新基地反対」などと主張。9月の沖縄県知事選を念頭に「何としても玉城デニー知事の勝利を、みんなと一緒に勝ち取っていこう」とシュプレヒコールを上げた。
主催者によると、2隻を運航した抗議団体「ヘリ基地反対協議会」は集会の参加を見送った。一方、辺野古移設を巡る訴訟の原告の男性はマイクを手に「ヘリ基地反対協議会の力があってここまで来た。皆さんも本当にねぎらいの言葉をかけてほしい。辺野古の住民にも『あんた方の考えは間違っている』と。私たちはあきらめないでやってきたんだ」と訴えた。
「琉球独立」と書かれたのぼりも
男性はさらに「ヘリ基地反対協はこれからずっと静かにしないで、どんどん活躍してほしい。私たちみんなで支えていきたい」とも強調した。
会場では「琉球独立」「琉球復国」などと書かれたのぼりも掲げられていた。
オール沖縄会議の福元勇司事務局長は集会終了後、報道陣の取材に「運動する側としては、特に未成年者を(事故)巻き込んだ責任の所在とか、互いの指示系統がしっかりできていない中、それぞれがそれぞれの思いで動いていたところがあったのは事実。それに対しては強い反省を持って、これからの運動の改善に生かしていかなければいけないと改めて思った」と話した。(大竹直樹)