【福岡県議会】 自民党県議団議員総会で松尾県議が会長辞任「やってよかった」発言を謝罪

熊本地震の直後に政治資金パーティーを開いていた福岡県議会の自民党県議団の松尾統章議員が7日会長を辞任しました。
正副議長のポストをめぐる金銭授受疑惑などで揺れる福岡県議会は、副議長に加え最大会派のトップが不在という異例の事態に陥っています。
緊迫した雰囲気のなか7日午後開かれた自民党県議団の議員総会。
RKB 松村かれん記者

「自民党県議団の議員総会が始まりました。今回も蔵内議長の姿はありません」
自民党県議団会長を辞任 松尾統章議員

「この発言をめぐって大きな混乱を招き、県民の皆様にご心配をおかけするとともに不快な思いをさせ、そして我が自民党福岡県議団の皆様にも大変な迷惑と負担をおかけする結果となりました。心よりお詫び申し上げます」
総会では松尾統章議員が会長を辞任することが承認されました。
辞任の理由とされたのが、7月28日の熊本地震の発生直後に開いた政治資金パーティーをめぐる発言です。
自民党県議団会長を辞任 松尾統章議員(7月30日)

「正直やってよかったと思っています」
この発言に批判が噴出。
会長を辞任した7日の総会の後松尾議員は…
自民党県議団会長を辞任 松尾統章議員

「任期の途中でこういう形になったこと、当然金銭授受だけの話でもありません。この半年間いろんなことを含め、責任会派である自民党県議団の会長をこのような形でやめたことは、本当に責任を感じています」
自民党県議団では7月24日、正副議長のポストをめぐって金銭を要求したとされた中尾正幸前副議長が疑惑を否定しながらも議員を辞職。
その後、副議長の座は空席となっています。
異例の事態が続くなか、蔵内勇夫議長は今回の議員総会も欠席。
問題が噴出している状況でも、会長を務める世界獣医師会の活動などを理由に議会に姿を見せない日が続いています。
この姿勢に対し服部知事はー
福岡県 服部誠太郎知事

「県議会のトップとして議長にはやはりリーダーシップをしっかりと発揮していただいて、陣頭に立って先頭に立ってこの問題の一日も早い解明に向けて努力していただきたい」
今回の総会では10日に行われる会長選挙などが議題となりました。
自民党福岡県議団 秋田章二幹事長

「議員各自が自分の責任において会長を決める。投票する。そして結果はどうであれ自民党県議団として結束してことに当たっていく」
自民党県議団 浦伊三夫議員

「今地に落ちたと言われているこの県議団、県議会の信用を取り戻すために誰が一番いいのか。そういうことを考えて議論していました」
自民党県議団 松本國寛議員

「信頼回復のためにしっかりとみんなが結束してやっていくことが大事ですよね。そのためみんなが協力できる会長が選ばれること、これを望んでいます」
最大会派のトップと副議長が不在という異例の事態に陥った福岡県議会。
失われた信頼をどう取り戻すのか、一つ一つの動きに県民の厳しい目が向けられています。