返金対応明らかにせず 有料席発売の「琵琶湖三市同時花火大会」突如中止を発表 4月に主催者が県に相談もその後連絡取れず・・・ 出店料支払った店からは諦めの声

今月22日に開催するとされていた「琵琶湖三市同時花火大会」について、9日に主催者側が突如開催を中止すると発表しました。 今月22日に開催するとしていた「琵琶湖三市同時花火大会」。その公式サイトでは、琵琶湖と思われる湖の3カ所から花火が打ち上がり、それを楽しむ観客の姿が映し出されていました。 SNSには長浜市、高島市、彦根市の名前が入った花火玉の写真を投稿するなど、本番に向け準備が進んでいる様子をアピールしていました。 しかし、主催者側は開催日までに「必要な準備・運営体制を整えることが困難」として、9日に突如中止を発表しました。 花火大会をめぐっては、会場とされる3つの市がいずれも関与を否定したうえ、滋賀県には開催に必要な申請も出されていませんでした。 気がかりなのは、すでに多くのチケットが販売されていることです。主催者側はこれまで、主催者側の都合で大会が中止となった場合には「返金する」としていました。 ところが、中止の発表後は公式サイトに「今後の対応につきましては、現在法的専門家への相談を行いながら対応内容の確認・整理を進めております」と掲載し、返金手続きについて触れられることはありませんでした。 すでに出店料を支払ったという飲食店からは諦めの声が上がりました。大分からあげわん 藤岡伸也代表「めちゃめちゃ残念。かき入れ時なんで材料も用意しているし」「支払いして出店が決まるパターンだったので最初から怪しいなと」(Q.返金されると思う?)「されないと思います」 当初、この花火大会では1万発以上が打ち上げられると発表されていました。ABCテレビが入手した資料には、1万5000発~3万5000発を想定しているとの記載がありました。 大阪の天神祭で打ち上げられるのは約3000発で、規模の大きな花火大会であることを示唆していたことがわかります。 また、有料座席の最高額は1万9000円と高額です。この夏のビッグイベントとして購入した人もいると想像できます。 滋賀県観光政策局によりますと、4月に主催者側の男性が来庁し、必要な許可申請などの相談をしました。しかし、県観光政策局が4月下旬に進捗確認の電話をかけたところ、男性は出なかったということです。そのまま時間は経過し、8月10日までに県に開催に必要な申請はなされていません。 出店料を支払った人からは、県に対し「開催側から連絡がない。本当にあるのか」といった問い合わせがありました。 しかし、会場とされていた三つの市(高島市・彦根市・彦根市)は関与を否定しています。 また、消防に対しても、これまでに必要な申請はないということです。 彦根市は、市民などから払い戻しの相談があれば、消費者センターを紹介するなどの対応をするとしています。