千葉市の鹿島川沿いの草むらに男性遺体、豪雨で流された可能性…住宅被害は1541棟に拡大

災害ごみ仮置き場には、水に浸かった冷蔵庫など続々
豪雨被害を受けた千葉県は16日、停電した住宅で発動発電機を使った千葉市中央区の30歳代男性が一酸化炭素中毒で死亡したと明らかにした。災害関連死にあたる可能性があるとみて調査している。死者は、この男性と、同様に豪雨との関連を精査中のいすみ市の男性を含む計10人となった。
千葉市若葉区中野町では同日、鹿島川沿いの草むらで男性の遺体も見つかった。捜索中の行方不明者とは別人で、豪雨で流された可能性があるとして県警が市に連絡した。
県の同日午後4時現在のまとめによると、住宅被害(床上・床下浸水含む)は前日の1160棟から拡大し、1541棟となった。半壊と一部破損は、茂原市分の集計にミスがあったとして下方修正された。
県は同日、県管理道路で緊急車両の走行の妨げになっていた放置車両227台の移動を終えた。千葉市は、市管理道路の放置車両が最大時約2500台に上ったと明らかにした。
同市美浜区では災害ごみの仮置き場が設けられた。4トントラックで水につかった冷蔵庫や洗濯機などを持ち込んだ同市緑区の女性会社員(55)は「まだ捨てるものがたくさんある。早く日常に戻りたい」と話した。
鉄道は、JR東金線大網―成東駅間と外房線本納―茂原駅間が朝から運転を再開。外房線誉田―本納駅間は再開に時間がかかっており、JR東日本は17日朝から主要駅を結ぶ代行バスを運行する。