仙台で除染土の再利用開始=東京都外では初―環境省

環境省は29日、東京電力福島第1原発事故に伴う除染で生じた「除染土」について、仙台市内で再生利用を開始した。福島県内での実証事業を除き、東京都外での再生利用は初めて。
政府は25日、仙台、さいたま両市にある国の出先機関が入る合同庁舎で、早期に除染土の再生利用を始める方針を決めていた。仙台市青葉区の合同庁舎では29日午前、花壇に約1立方メートルの除染土が搬入された。
福島県内の中間貯蔵施設(大熊町、双葉町)に保管されている除染土は、約1400万立方メートルに上る。政府は、このうち放射能濃度が低い4分の3程度を公共事業などで活用する方針。理解醸成に向け、既に首相官邸や中央省庁で再生利用を行っている。 [時事通信社]