未婚の若者3割が「将来結婚するつもりはない」、結婚より「余暇・趣味を楽しむ」優先…初の10万人調査

未婚の若者の3割が将来結婚するつもりはないと考えていることが31日、こども家庭庁の若者10万人を対象にした初の大規模アンケート調査でわかった。結婚への障害として経済的な不安を挙げる人が多く、結婚より趣味を優先する傾向もみられた。
アンケートは5月20日~8月5日、15~39歳の男女を対象にインターネット上で実施した。10万人超から回答が集まり、有効回答は6万7905人から得た。
このうち未婚者4万3529人に「将来結婚したいか」と尋ねたところ、「結婚するつもりはない」の回答が35・1%を占めた。「いずれは結婚したい」(37・5%)とほぼ同じ割合で、「2~3年以内に結婚したい」(10・3%)を上回った。
「結婚のハードル」を聞いた設問(複数回答)では、「安定した結婚生活を送れる収入への不安」(40%)が最多で、「自由な時間・趣味時間の短縮」(34・4%)が続いた。「家事や子育ての分担の偏り」を挙げた割合は若いほど高くなり、5歳ごとの年齢区分でみると、15~19歳の女性では42・5%を占めた。一方、「結婚したいと思える人がいない」を挙げた割合は、年齢が高いほど上昇する傾向がみられた。
結婚より優先されるものを選択する設問(複数回答)では、「余暇・趣味を楽しむこと」を挙げた回答者が半数に上り、全ての年齢区分で最も高い割合を占めた。
同庁は今後、集計結果をもとに有識者らへのヒアリングなどを行う。ヒアリング結果も合わせて年度内をめどに最終報告書をまとめ、結婚や子育ての支援策に生かす方針。