「中道改革連合」わずか7カ月で解体の哀れ…残ったのは膨大な借金だけ?

2月の衆院選で惨敗した「中道改革連合」は、わずか7カ月で解体されることになった。中道は、8日に役員会を開き、解体することで一致。9日、小川淳也代表が所属議員に考えを説明する予定だ。
立憲出身議員(21人)と公明出身議員(28人)は、それぞれ固まって離党したうえで、衆院で統一会派を結成するという。
残務整理のために、国会議員が1人「中道」に残る予定だ。公明出身議員は公明党に復党し、立憲出身議員は「新党」か「政治団体」を結成し、21人まとまって行動するとみられている。
「中道を存続させるのは、借金返済のためです。選挙資金として相当な借金をしている。党を存続させ、政党交付金で借金を返す予定です。10月と12月に入金される政党交付金を充てれば、なんとか借金を完済できる。借金を返し終わったら中道は閉じることになります」(中道関係者)
中道が解体したあと、野党勢力はどうなるのか。
「中道から離れる立憲出身の21人は、新党ではなく政治団体をつくることになると思う。政党をつくると固定してしまうからです。当面フリーハンドを保ち、新党は年末に結成することになるはずです。ただ、展望は明るくない。立憲出身者は、国民民主の玉木雄一郎代表が嫌いだから一緒になれないでしょう。かといって、ほかにタッグを組めそうな野党はない。参院議員39人の立憲民主と合流できれば御の字です。最悪、立憲民主との合流も揉める可能性があります」(野党関係者)
ネット上では《立憲系の議員は新党の立ち上げとのことですが、野田だけは入れない方が良い》《野田氏や安住氏はもう関与せず、政界引退してほしい》との声が飛んでいる。「中道」関係者がこう言う。
「右でもない左でもない、イデオロギーではなく、国民生活を第一に考える野党をつくる構想は間違っていなかったと思う。でも、なぜ、代表が野田佳彦だったのか。清新な若手や女性議員、地方の首長をトップに担げば、見え方も違ったはずです」
このままでは、自民党を喜ばせるだけになる。
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