沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、同志社国際高校(京都府)2年の武石知華さん(17)らが亡くなった事故から16日で半年となるのを前に、松本洋平文部科学相は15日の閣議後記者会見で「このような事故が二度と生じないよう再発防止策の徹底が必要だ」と述べた。
同校を運営する学校法人同志社が設置した第三者委員会は、学校側の安全配慮義務違反を認定。さらに、教育の政治的中立性を検証する第三者委も設けられている。松本氏は「今後迅速に検討が進められると承知しており、その状況を注視していきたい」とも語った。
文科省は事故を受け、同校の平和学習は政治的中立性に違反していたとする見解を明らかにしている。これに対して、教職員組合などからは、学校現場での平和学習が萎縮するとの声が上がる。
松本氏は「抗議船として日常的に使用される船に生徒を乗せた極めて異例の事案だ。多様な見方や考え方を提示して適切に平和学習を行っている教育現場は心配頂く必要は全くない」と改めて強調した。