パワハラ疑惑の宮城県議、自民会派離脱へ 議員辞職は否定

宮城県議会の最大会派「自民党・県民会議」の渡辺拓県議(50)によるパワーハラスメント疑惑で、渡辺氏は17日、報道陣の取材に、会派を離脱する考えを明らかにした。会派にとどまれば、他の県議や職員に迷惑をかけるためとし、議員辞職は否定した。
同日の会派総会で離脱の意向を示し、承認されたという。今後議会内の手続きを経て、正式に離脱する。
自民会派は県議の政治倫理に関する条例に基づいて、渡辺氏のパワハラ疑惑を調査する政治倫理審査会の設置を議会に求めている。横山隆光会長は「政倫審は(渡辺氏の)会派離脱と関係ない」と述べ、引き続き設置を求めていくとした。
一方、渡辺氏は「(政倫審は)真相究明に課題のある枠組み。法律問題として専門家による主張立証の積み重ねによって真実を明らかにすべきだ」と反論した。
渡辺氏によると、渡辺氏が複数の法律の専門家に見解を聞いたところ、「最低の課長だ」との自身の発言については「グレーゾーンで問題があり得る」との指摘を受けたという。これまでパワハラを否定していたが、「最低の課長だ」発言については「問題があったのだろう」と語った。【山中宏之】