福島県の内堀雅雄知事は18日夜、同県を訪れた細野豪志復興相と会談し、東京電力福島第1原発事故からの復興を巡り高市早苗首相との面会を求めた。細野氏は「私が初めて復興相と防災担当相を兼務したので、復興がないがしろにされる可能性があるとの懸念は承知している」と記者団に述べた。
内堀氏は会談で、首相との面会について「私や地元の関係首長らと向き合いながら、思いを直接聞いてほしい」と述べた。細野氏は「責任を持って働きかける」と応じた。
細野氏はこれに先立つ就任記者会見で、東日本大震災と原発事故からの復興に関し「さまざまな課題が残っている。一つ一つに丁寧に向き合いたい」と語った。
防災担当相としては、防災庁の11月発足に向けた準備を加速すると強調。熊本地震や千葉豪雨などについて「被災者の生活再建支援や復旧に全力で取り組む」と述べた。
笹川博義環境相も内堀氏と会談。法律で2045年3月までと定められている除染土の福島県外での最終処分について「国としての約束だ。履行に向け、取り組みを進めていきたい」と強調した。