神奈川県真鶴町・百条委員会が町長のパワハラ認定 違法行為の指示も…町長は謝罪も「全く理解できない」

神奈川県真鶴町の町長によるパワハラ疑惑を調査する町議会の百条委員会は18日、報告書を取りまとめ、複数のパワハラ行為を認定しました。
この問題は去年、真鶴町の職員アンケートで、小林伸行町長によるパワハラ行為があったとの回答が70件ほど確認されたもので、今年1月から町議会に設置された百条委員会が、パワハラがあったかどうかを調査していました。
百条委員会は18日、「調査結果報告書」を取りまとめ、公表しました。
報告書では、小林町長が職場の共有掲示板で特定の人に向けて「なぜ仕事を覚えようとしないのか」などと書き込むなど、3つのパワハラ行為を認定しました。
このうち、町民センターの駐車場に駐車していた車を“違法駐車”と判断した小林町長が勝手に車の鍵を持ち出し、その鍵を職員に渡して「もう駐車場にとめないと一筆書くまで返すな」と指示したことに触れ、他人の車の鍵を無断で所持する違法行為を命令したことをパワハラ行為と認定しました。
そのうえで報告書は、「感情的で思慮浅薄な叱り方が町の職員を疲弊させ、パフォーマンスを十分に発揮できない職場におとしめてしまう可能性を高くする」などと指摘しました。
小林町長は記者会見に応じませんでしたが、コメントで「報告書を重く受け止めます」「職員のみなさまには不愉快な気持ちや萎縮させる影響を与えてしまったことと思います。申し訳ありませんでした」とした一方で、認定されたパワハラ行為の一部については「全く理解できない」と主張しました。