2年8か月でようやく 能登半島地震で土砂崩れの石川・珠洲市の逢坂トンネル 通行を再開

能登半島地震から2年8か月、ようやく復旧しました。土砂崩れにより通行止めが続いていた石川県珠洲市の外浦を走る国道249号の逢坂トンネルが18日午後、通行を再開しました。
■テレビ金沢・山下 実々 記者:
「地震で大規模な土砂崩れにあったこちらの逢坂トンネルでは、トンネル上部でのり面対策が施され、きょう通行が再開しました」
18日午後1時に通行を再開したのは、輪島市と珠洲市の海沿いを結ぶ国道249号の逢坂トンネルです。
トンネルは、能登半島地震により大規模な土砂崩れが発生。
復旧に時間がかかるため、これまで緊急復旧道路として海岸部分を整備し、1車線で通行していましたが…
18日から2車線での通行が可能となりました。
■能登復興事務所・高田 英和 工務第三課長:
「(緊急復旧道路は)波浪で通行止めになるケースも多かったので、冬前に開放することができて、地域の皆さんの安全安心につながるのかなと思っています」
この通行再開を待ち望んでいたのは「道の駅すず塩田村」です。
■道の駅すず塩田村・神谷 健司 駅長:
「大型バスが通れる見込みですのでツアーの再開、観光の拠点として再スタートしたい思いですね」
道の駅では、地震前までツアーバスが年間1000台ほど来ていましたが、地震以降、道路状況が悪いことなどから年に20台ほどにまで落ち込んでいたといいます。
■道の駅すず塩田村・神谷 健司 駅長:
「ツアーバスが来てくれることによって、うちのような観光業者はじめ、周辺のにぎわいになると思いますので、復興に向けて一歩二歩進んだ気がします」
逢坂トンネルは、より安全を確保するため2029年春の完成を目指して新しいトンネルを整備する予定です。