大型の台風25号はシルバーウイーク、関東地方にかなり接近し、進路によっては、上陸するおそれもあります。今後の進路などについて、気象予報士・木原実さんが解説します。
台風25号は当初の予想よりも発達傾向に変わってきました。気象衛星画像で見ても、台風が北上するにつれて徐々に雲が渦を巻き、まとまってきたのが分かります。台風の中心部分が発達している、ということです。
18日(金)午後3時現在、大型の台風25号は父島の南にあって、19日(土)にかけて小笠原諸島を西寄りに進んだ後、北上する見込みです。そして、20日(日)から21日(月・祝)にかけて、暴風域を伴ったまま、関東にかなり接近、進路によっては千葉県など房総半島に上陸する可能性もあります。その後、22日(火)には、日本の東で、温帯低気圧に変わる見込みです。
今回の台風25号、中心よりも北側に活発な雨雲を伴っているのが特徴です。つまり台風本体が接近するよりも早いタイミングから大雨に警戒が必要です。
コンピューターによる雨雲の予想を見ると、20日(日)に日付が変わるころからは活発な雨雲が関東にかかり始める予想で、特に伊豆諸島や千葉県など沿岸部を中心に激しい雨となるおそれがあります。20日(日)午後になっても東京都心などで激しい雨となる時間が続き、雨量が増えるおそれがあります。そして現在の予想だと、21日(月・祝)に日付が変わったころから明け方、朝にかけてが、関東での大雨ピークになりそうです。もちろん台風ですので暴風にも警戒が必要です。
東北でも22日(火)にかけて台風による大雨に警戒が必要です。ただし、台風が抜けたあとは東京などでも日差しが戻る見込みで、シルバーウイーク後半は、広く行楽日和とも言えそうです。台風が接近するエリアでは、19日(土)のうちに台風への備えをお願いします。