【伊豆諸島】レベル5土砂災害特別警報はレベル4土砂災害危険警報に切り替え 引き続き警戒

台風25号の接近で記録的な大雨となった伊豆諸島の東京都大島町に発表されていた「レベル5土砂災害特別警報」は、21日(月)23時00分にレベル4土砂災害危険警報に切り替えられました。

これまでに降った雨により、平常時より少ない雨でも災害が起きやすくなっています。雨が落ち着いたあとも危険な場所には近づかないでください。
雨が落ち着いたあとも氾濫や土砂災害に厳重警戒
ウェザーニュースPro「危険度分布(キキクル)」
台風25号の接近により、伊豆諸島や関東南部を活発な雨雲が次々に通過し、各地で非常に激しい雨が降りました。

伊豆諸島の伊豆大島では17時20分までの24時間降水量が686.5mmに達し、9月としては1位、統計史上では3番目の記録的な大雨となりました。大島では今月2度目の24時間降水量500mm超過となりましたが、決して頻繁にあることではなく、前回は2013年の伊豆大島土砂災害の時以来でした。

現在の雨はピークを越えましたが、地盤が緩んでいることなどから平常時よりも少ない雨量でも土砂災害や氾濫等の災害が発生しやすくなっていると考えられます。引き続き土砂災害や浸水、河川の増水・氾濫に警戒し、急な斜面の近くや川の近くなど危険な場所には近づかず安全な場所で過ごしてください。
千葉県や神奈川県も氾濫や土砂災害に厳重警戒
今回の大雨では伊豆大島だけでなく、千葉県や神奈川県、東京都23区などでも記録的な総雨量となった所があり、土砂災害や河川の氾濫、浸水等の被害が相次ぎました。千葉県市原市、袖ケ浦市、君津市、佐倉市、山武市、大多喜町に警戒レベル5「緊急安全確保」が発令されています。

活発な雨雲は現時点までに関東の東に離れましたが、河川の氾濫や土砂災害はこのあと発生することも十分に考えられます。伊豆諸島以外の地域も、引き続き避難情報等に従い、身の安全を確保してお過ごしください。
警戒レベルと取るべき行動
警戒レベルととるべき行動
「特別警報」は、「警報」の発表基準をはるかに超える数十年に一度の大災害が起こると予想される場合に発表され、対象地域の住民の方々に対して最大限の警戒を呼びかけるものです。

また、気象庁では気象警報等の防災気象情報について、取るべき行動を直感的に理解出来るよう5段階の「大雨警戒レベル」での表現を提供しています。レベル5は災害が切迫しているか既に災害が発生している段階で、そこから避難を開始することが困難となるような状況です。