1日午後3時40分ごろ、神戸市中心部の繁華街にあるJR三ノ宮駅近くの交差点で「車と人の接触事故で3人ほど倒れている」と110番があった。兵庫県警や消防によると、車が横断歩道を渡っていた歩行者をはねたとみられ、運転手を含む男女5人が搬送された。うち21歳の女性が搬送先の病院で死亡が確認された。県警や消防が状況を調べている。
神戸・三宮の中心街で1日午後に発生した交通事故。現場付近には多くの救急車やパトカーが集まり、不安そうに見守る通行人らで一時騒然とした。「こんな大通りで…」。白昼の繁華街で突然起こった事故に多くの人が衝撃を受けていた。
事故があった中央区加納町の現場は、JR三ノ宮駅から約300メートル南の神戸国際会館前の南北道路。事故後、道路の中央分離帯付近には、突っ込んだとみられる乗用車が前部が破損した状態で止まっていた。一帯は交通規制が敷かれ、警察官らが誘導にあたっていた。
トラックを運転中に車に接触されたという50代の男性は、青信号で走行中に荷台付近に衝撃を感じたといい、「体が振られるくらいだった」と話した。事故直後、複数の人が倒れていたといい「たくさんの人が集まり、心臓マッサージをしたりしていた」と状況を振り返った。
付近には商業施設や飲食店も多く、昼下がりの買い物客や駅利用客らでにぎわっていた。下校中に事故現場に遭遇した10代の女子大学生は「人だかりができていて気付いた。こんな大通りで起きるなんて…」と表情をこわばらせた。
近くに住む高齢女性も「普段から買い物に使う道なので、こんな事故が起きるのが怖い」と話した。