大型で非常に強い台風27号(チョーイワン)は北上 小笠原諸島は強風や高波に警戒

10月4日(日)9時現在、大型で非常に強い勢力の台風27号(チョーイワン)は小笠原近海を北上しています。

今後もさらに発達しながら北上し、明日5日(月)から6日(火)にかけて小笠原諸島に近づく見込みです。周辺では強風や高波に注意・警戒が必要です。
▼台風27号 10月4日(日) 9時

中心位置 小笠原近海

大きさ階級 大型

強さ階級 非常に強い

移動 北北東 25 km/h

中心気圧 935 hPa

最大風速 45 m/s (中心付近)

最大瞬間風速 65 m/s
非常に強い勢力を保ったまま小笠原諸島の東を北上予想
台風27号は今後もやや発達しながら北寄りに進み、今夜には中心気圧が925hPa、中心付近の最大風速が50m/sに達する見通しです。非常に強い勢力を保ったまま、明日5日(月)から明後日6日(火)にかけて小笠原諸島の東の海上を進む予想になっています。

小笠原諸島では今日4日(日)の午後以降、徐々に風が強まり、明日の朝には平均風速が15m/s前後になる見込みです。台風の中心が最も接近する明日の夜から明後日の朝にかけては、平均風速が20m/s、最大瞬間風速は30m/s近くに達するおそれがあります。飛来物や倒木、停電の発生等に注意・警戒が必要です。

海上は大荒れで、最接近時は波が6mを超える大しけとなります。うねりも加わり大変危険です。

飛ばされやすいものや船舶の固定・避難は今日中に行うなど早めに対策を行い、荒天時は屋内の安全な場所で過ごすようにしてください。

台風の中心が東の海上を進むため、雨による影響はそれほどないとみています。
本州沿岸でもうねりを伴った高波に注意
台風27号は小笠原近海を通過した後、北東に向きを変えて本州の東の海上を離れて通過する可能性が高くなっています。

本州方面に大きな影響はない見込みですが、太平洋側の海上・海岸は広い範囲でうねりを伴った高波に注意が必要です。大型の台風なので、離れて通過しても関東から北の太平洋側は北風が強くなる心配があります。随時最新の情報を確認し、対策を行うのが安心です。
台風の暴風域に入る確率
5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)

東京都

小笠原諸島 1 %
平年よりハイペースで発生 秋台風は要注意
平年の台風発生数
台風の発生は9月23日(水)の台風26号(スリゲ)以来およそ1週間ぶりで、今月1つめの台風発生です。台風27号発生としては統計史上6位の早さです。

2026年はかなり早いペースで台風が発生していて、9月末までの累計で平年より7個ほど多くなっています。

10月の発生数の平年値は3.4個で、まだしばらく台風発生の多い時期が続きます。秋の台風はスピードも速いため、被害をもたらす台風が多いことも特徴です。台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。

また、今年は1月から10月まで毎月台風が発生している状況です。1951年からの統計で、1月から10月まで毎月台風が発生したのは1965年、2015年と今年2026年の3回のみです。
台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風27号の名前「チョーイワン(Choi-wan)」は香港が提案した台風の名称で、彩雲のことをさす中国語からとられています。また、香港にある彩雲邨と呼ばれる観光地になっている団地の名前にもゆかりがあるといわれます。