交際相手の女性の遺体を宮城県内の山中に遺棄したとして男が逮捕された事件。男が女性のスマホを使って「実家に帰る」などと自らのスマホにメッセージを送り、“偽装工作”をしていた可能性があることがわかりました。
東京・中野区でバーを経営していた三浦拓也容疑者(36)。
先月28日、宮城県栗原市の山中に、室賀真歩さん(25)の遺体を遺棄した疑いがもたれています。室賀さんは三浦容疑者の交際相手で同棲中だったといいますが…
近隣住民 「(今年6月)朝5時半くらいにすごい女の人の声がして喧嘩しているみたい。切羽詰まったすごい金切り声」
今年に入って、三浦容疑者と室賀さんの双方から、「殴られた」といった110番通報や相談が複数あり、たびたび2人を引き離す措置がとられていました。
三浦容疑者 「記憶にありません」
三浦容疑者は容疑を否認。任意の調べに対し、こう説明したといいます。
三浦容疑者 「(事件当日)28日の朝6時過ぎに仕事から帰ってきたら彼女がいなかった。実家に帰ったというメッセージが来た」
押収された三浦容疑者のスマホには、「実家に帰るから」という室賀さんからのメッセージが残っていたといいます。
しかし、三浦容疑者は逮捕された際、室賀さんのものとみられるスマホを持っていて、捜査幹部は、このメッセージを三浦容疑者が偽装工作のために室賀さんのスマホを使って送ったとみています。
さらに、室賀さんの遺体が見つかったのは宮城県栗原市の山中ですが、捜査幹部は遺棄現場周辺でも、三浦容疑者が偽装工作をしていたとみています。
三浦容疑者は、遺棄現場近くを2回にわたって訪れていたことが防犯カメラなどの捜査で分かったということですが、三浦容疑者は…
三浦容疑者 「宮城には酒の買い付けで行った。疲れたから温泉にも行った」
確かに、三浦容疑者は栗原市内の温泉に行っているのが確認されています。しかし、滞在時間はわずか10分でした。
警視庁は、三浦容疑者が室賀さんが死亡した事情も知っているとみて捜査を進めています。