9月に千葉県を襲った台風25号による土砂崩れなどによってJR内房線の一部区間の運休が続き、同線を利用する高校生が通学できなくなっている問題で、熊谷俊人知事は8日の定例記者会見で、対策の進捗について触れ、「(問題を)1日も早く解消したい」と述べた。時期の見通しは示さなかった。
県によると、5日時点で、県立高26校の計700人以上の生徒が登校せず自宅学習を行っている。熊谷知事は「受験時期も迫り、秋は文化祭などのイベントも多い。何とかしてあげたい」と話した。一方、問題の解消時期の見通しについては「いまは申し上げることがなかなかできない状況だ」と述べるにとどめた。
内房線は、台風25号で沿線に発生した土砂崩れなどにより運転を見合わせた。5日に長浦(袖ケ浦市)―木更津(木更津市)間の運転を再開したが、姉ケ崎(市原市)―長浦間は運休が続いており、復旧には3カ月以上かかるとの見通しが示されている。