ドクさん水俣病被害地域を初訪問 深刻さ訴え、鹿児島

ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響とみられる結合双生児として生まれた「ベトちゃんドクちゃん」のグエン・ドクさん(45)が11日、水俣病の被害地域である鹿児島県出水市を訪問し、未認定患者らと面会した。被害地域を訪れるのは「今回が初めて」だとし、水俣病と枯れ葉剤の被害について「次の世代まで及んでいる」と深刻さを訴えた。
面会には未認定患者や支援者ら約50人が参加。ドクさんは自身がこれまで繰り返し手術を受けたことや、ベトナム政府による被害者支援について説明。その後は、水俣病の被害救済を求める活動の状況について説明を受け、時折うなずきながら熱心に耳を傾けた。