通勤ラッシュの都心が大混乱となりました。19日朝、東京メトロ日比谷線が駅でとまらず、300メートルオーバーラン。自動運転中だったという列車に、何があったのでしょうか。
【画像】なぜオーバーラン?考えられる原因
自動運転で止まらず300m通過
日比谷線の乗客
「霞ケ関駅はごった返していました。階段上がるのに大渋滞」
週明け、通勤ラッシュの都心は混乱しました。
19日午前8時前、虎ノ門ヒルズ駅に停車するはずだった日比谷線の車両が、約300メートルオーバーランしたということです。
オーバーランが起きたのは、日比谷線北千住行きの電車。神谷町を出て、午前7時55分に虎ノ門ヒルズ駅で停車するはずが、約300メートルオーバーランしました。一時運転を見合わせ、約3万4000人に影響が出ました。
直通運転する東武鉄道の竹ノ塚駅。乗客は途中で降ろされ、改札では入場規制も行われていたそうです。北千住駅でも、秋葉原への振り替え輸送で混雑する様子が見えます。
電車に乗り合わせた男性。神谷町に通勤していましたが…。
日比谷線の乗客
「車内アナウンスで『虎ノ門ヒルズでオーバーランが発生しました』『霞ケ関で止まって折り返しになります』。霞ケ関で電車を降りざるを得ない状況。乗客の皆さんは混乱していた感じ」
なぜオーバーラン?
日比谷線は、全線自動運転で走行していて、車掌と運転士が緊急ブレーキを操作して止まりました。
なぜ、オーバーランを起こしたのでしょうか。
鉄道ジャーナリスト 梅原淳氏
「プログラム側が、ブレーキの指令に向けて信号を発したけれどもブレーキが反応しなかったのか、自動運転装置がブレーキ指令を出さなかったのか」
気がかりなのは、サイバー攻撃などの影響です。
「鉄道の専用無線を電車が受信している。外部のネットワークとは全然関係ないので、サイバー攻撃の可能性は低い」
「原因は分からない。今後自動運転を行ううえでちょっと怖い。課題を残した」
東京メトロは、原因について調査中としています。
(2026年10月19日放送分より)