強い毒を持つ特定外来生物「アカカミアリ」新たに成虫約80匹と幼虫2匹見つかる 9月に約700匹見つかった石狩湾新港「見つけても素手で触らないで」環境省など呼びかけ

ことし9月強い毒を持つ特定外来生物「アカカミアリ」が約700匹見つかった北海道石狩市の港で、新たに働きアリ約80匹と幼虫2匹が確認されたことがわかりました。
現場は一般の人が立ち入れない区域で、これまでに人への健康被害や物流への影響などは報告されていませんが、環境省や北海道、石狩市などは防除作業を強化し、定着防止を図る方針です。
特定外来生物のアカカミアリが新たに確認されたのは、石狩湾新港の花畔ふ頭にあるコンテナヤード内です。
石狩湾新港では、9月9日に環境省の調査で、アカカミアリの働きアリ約700匹が見つかり駆除されていました。
これを受け、環境省などが周辺の調査と防除作業を継続して行っていたところ、10月18日、新たに働きアリ約80匹と幼虫2匹が見つかったということです。
北海道内でのアカカミアリの発見は、2025年6月の苫小牧港に続き2例目です。
アカカミアリは、アメリカ南部から中南米原産のアリで、刺されると激しい痛みや水疱状の腫れを引き起こすおそれがあり、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されています。
アカカミアリは、北海道で冬を越すことは困難とされていますが、環境省や自治体は、港湾からの侵入や港内での定着を防ぐため、定期的なモニタリングと薬剤散布などの対処を継続するとしています。
今回発見された区域は、立ち入りが制限されているコンテナヤード内でこれまでに人が刺されるなどの健康被害は報告されていません。
環境省などは万が一、アカカミアリと疑われるアリを見つけた場合は、素手で触らずに「ヒアリ相談ダイヤル(0570‐046‐110)」へ連絡するよう呼びかけています。
【ヒアリ相談ダイヤル】0570‐046‐110