世界中のウェブサイトのおよそ7割が利用しているというプログラミング言語、PHPに重大な脆弱性が見つかった問題です。身近なサービスなどが次々と、メンテナンスのために停止する事態となっています。
広がるPHPによる影響はいつ収束するのか。専門家は…
日本ハッカー協会・杉浦隆幸代表理事「アップデート処理だけなら10分くらいで終わる作業ですが、古いシステムを使っていた場合、最新までシステムを更新しないと脆弱性の修正ができない。そのために時間がかかっているのではないかと思います。今週中にはできると思うが、エンジニアがいなかったりしますと、かなり時間を食ってしまう可能性はありますね」
一方で、いまの時点で対策を打っておかないと、さらに影響が拡大する可能性があると指摘します。
日本ハッカー協会・杉浦隆幸代表理事「時間がたてばたつほど実際に攻撃がきます。攻撃されたあとどうなるかというと、そのあとに直しても、あとから入れるようなバックドアという裏口を作られる可能性が高い。それがあると直したとしても侵入されたままになる」
また、今回のPHPの修正が不十分だった場合、再度、脆弱性が発見されて攻撃される可能性もあるといいます。
人間の脅威となるAIの進化。
日本ハッカー協会・杉浦隆幸代表理事「半年前はAIが補助だった。今はAIが自律的に脆弱性を見つけてデータをとってくるようになっている。AIに命令するだけで、おそらく数十倍の能力をもった攻撃者が生まれている」
zero「一般人がネットの安全性を見極めるのは難しいと思うが、見極めるすべは?」
日本ハッカー協会・杉浦隆幸代表理事「全部危険だと思ってください。すべて危険です。情報を預けるということは、漏えいする可能性があると覚悟して預ける必要があります」
(10月22日放送『news zero』より)