台風30号で運ばれた? 迷蝶2匹、沖縄・宜野湾で撮影 東南アジアや台湾などに生息

宜野湾市真栄原で24日、東南アジアや台湾などに生息するタテハチョウ科のマルバネルリマダラ2匹を本紙記者が見つけ、撮影した。専門家によると、沖縄在来種ではない「迷蝶(めいちょう)」で、今回の台風30号で運ばれた可能性があるという。
2匹は真栄原の高台にタチアワユキセンダングサの茂る草地で見つかった。さまざまなチョウに交じって花の蜜を吸っていた。記者が撮影のために近づいたところ、逃げることなく翅(はね)を開閉しながら花を転々としていた。
チョウ類研究者の宮城秋乃さんによると、迷蝶は台風などによって飛来した個体そのものや、その個体が飛来先で繁殖し、一時的に居着いたチョウを指す。県内では八重山地方で頻繁に確認され、沖縄本島でも近年目撃例が増えているという。(社会部・塩入雄一郎)