ロシア・シベリアで-35℃以下の極寒 寒気は週末に日本へ

ロシア・シベリアでは11月に入り厳しい寒さが続いていて、一部では-35℃以下の冷え込みになっています。寒さをもたらしている強い寒気は週末にかけて日本上空まで南下する予想です。
シベリア高気圧が勢力を強める
今回の寒波の主な要因は、北極に位置する「極渦(きょくうず、Polar Vortex)」と呼ばれる上空の低気圧の南下とみられます。それに加え勢力を強めるシベリア高気圧に覆われて晴天が広がった地域では、積雪面からの強い放射冷却が加わり、地表付近の冷え込みが一段と強まりました。

気象観測データ(SYNOP実況値)によると、サハ共和国南部のトコ(Toko)で3日(火)朝までの最低気温-38.2℃、その翌日も-36.3℃を記録。アムール州ティンダ(Tynda)は-32.4℃まで下がって、過去10年のこの時期の平均に比べ10℃ほど低い気温です。
寒気は中国や日本へ南下する予想
ウェザーニュースの独自予報によると、東シベリア周辺では週末から来週はじめにかけて上空の強い寒気が居座り、内陸部では最低気温が-30℃前後の厳しい寒さが続く見込みです。

シベリア方面で蓄積された強大な寒気は、今後の偏西風の蛇行によって中国東北部や日本など東アジア方面へ南下するとみられます。

週末は北日本を中心に寒気が流れ込む見通しで、雪と寒さに注意が必要です。