10月の兵庫県川西市議選で初当選したプロレスラーのビリーケン・キッド氏(52)が議会で覆面着用を希望していることについて市議会は6日、会派代表者会を開き、賛成多数で着用を認めた。9日の臨時議会以降、本人確認を受けたうえで議場に入る。
ビリーケン市議は「大阪プロレス」(大阪市)所属。選挙期間中も覆面姿で活動し、トップ当選した。
市議会の規則には覆面着用に関する規定はない。代表者会では「着用して有権者の支持を得て当選したことをしっかりと受け止める」などと5会派のうち4会派が賛成した。自民党議員らでつくる会派は「ビリーケン氏はこれまで覆面、素顔の両方で活動してきた。公人としては一致させる必要があるが、その点が不透明で、現状では賛同しかねる」などと反対した。
代表者会終了後、ビリーケン市議は「夢がかなった。反対意見もあるが、今後の議員としての行動で認めてもらえるようにしたい」と語った。議会外での活動では慰霊などの式典には覆面を脱いで参列し、行政視察などは受け入れ側の意向を踏まえて判断するとした。【土居和弘】