約3300個の灯籠(とうろう)が幻想的な光を放つ「飯塚光の藝術(げいじゅつ)祭」が13日、福岡県飯塚市川島の正恩寺であった。
2003年に同市を襲った水害からの復興を祈った「灯明祭」が前身。その後、同市出身で田川市在住の芸術家、坂本鷹也さん(34)が実行委員長となって、子供たちが参加できる体験型の芸術イベントとして生まれ変わった。昨年から同寺境内に場所を移した。
灯籠は、約1カ月前に近くの山から切り出した竹をくりぬいた物や、竹の枝を丸く編んだ物、ガラスのコップを活用した物など多種多様。この日午後から坂本さんの指導で境内いっぱいに並べられた。午後5時から、門徒の子供たちでつくる「正恩寺キッズサンガ」のメンバーや一般参加の市民らが手分けして点火した。
坂本さんは「子供たちが火に触れ、一緒に作り上げる達成感や光ったときの感動などを体験するいい機会になる」と話した。【平山千里】