愛知県も豚コレラワクチン摂取へ 1カ月かけ27万頭に

愛知県の大村秀章知事は15日、豚コレラの予防ワクチン接種を実施することを明らかにした。地域を絞らず県全域で実施する。接種開始は今月下旬を予定し、県内で飼育される約27万頭全部にワクチンを打つのに約1カ月かかるという。東海3県では岐阜と三重両県もワクチン接種を宣言している。
大村知事は、県畜産協会など関係5団体がワクチン接種の要望書を提出した席上で「速やかに接種したい。風評被害防止について一丸となって対処する」と述べた。
国は東海3県など10県をワクチン接種の推奨地域の候補に挙げ、実施するかは各県の判断としていた。要請文を提出した川上万一郎・愛知県畜産協会理事長は「養豚農家は必死の思いでこの状況を抜け出したいと思っており、ワクチン接種はやむを得ない」と、知事の決断を評価した。【黒尾透】