記録的な大雨をもたらした台風19号による行方不明者の捜索は、16日も東日本の被災地で続いた。生存率が下がる目安の「災害発生から72時間」を経過したとみられ、時間の猶予はない。大規模な浸水や土砂崩れで複数の孤立集落がある宮城県丸森町の保科郷雄町長は、被害の全体像を「把握できていない」と明らかにした。被災時に町内であった約180件の119番のうち、2割程度は状況を確認できていないことも判明した。
共同通信の集計では、死者は12都県の74人に上った。都県別では福島県が最多の26人、宮城県と神奈川県はいずれも14人。行方不明者は13人とみられる。