安倍首相は16日午前の参院予算委員会で、台風19号による被災者の生活支援のため、2019年度予算の予備費から7億1000万円の支出を同日中に決定する方針を明らかにした。被災自治体の要請を待たずに、食料や段ボールベッドなどの物資を届ける「プッシュ型支援」を強化する。
首相は、日常生活への影響について「長期化する懸念もある」との認識を示した。その上で、「被災地のニーズを的確に踏まえつつ、被災者の生活の安定を図るためにプッシュ型支援を政府一丸となって進める」と述べた。
台風19号被害を激甚災害に指定する方針も重ねて示し、「(被災自治体が)応急対策や復旧対策に取り組めるよう指定する方向だ。安心して全力を尽くしてもらいたい」と語った。
国民民主党の増子輝彦氏や共産党の岩渕友氏の質問に答えた。