テレビ朝日は16日、3月に放送した夕方のニュース番組「スーパーJチャンネル」の企画コーナーで不適切な演出があったと発表した。業務用スーパーマーケットへの密着取材を伝える内容で、主要部分で客として登場した複数の人物が担当の男性契約ディレクター(49)の知人だったという。
担当ディレクターは講師を務める俳優養成教室の生徒らに事前に取材日程を知らせ、番組では別の人物を含む計5人が初対面を装い、店で焼きそばやブロッコリーを大量に購入するなどした。取材はディレクター1人で行い、謝礼は支払っていないという。
記者会見した同社の篠塚浩常務は「番組に対する信用を傷つけ、視聴者、関係者に深くおわびする」と陳謝。「やらせ」かどうかについては、「そのような指摘を受けても仕方ない演出だった」と述べた。