民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京都港区)が17日、「都道府県別魅力度ランキング」を発表し、茨城県が7年連続で最下位となった。台風19号の深刻な被害が出ている中での発表に、大井川和彦知事は「復旧に努力をしている被災者の気持ちを考えれば甚だ遺憾」と不快感をあらわにした。
ブランド総研によると、複数の自治体から「発表を延期しないのか」との問い合わせがあったという。田中章雄社長は「魅力度ランキングを含む当社の『地域ブランド調査』は、多くの自治体が次年度の予算編成の参考にしている。この時期に発表しないと間に合わない」と説明した。
ブランド総研は2009年から魅力度ランキングを発表。最下位脱出を目指す茨城県は発表を盛り上げようと、当初は17日に県庁舎でイベントを予定していたが、災害対応を優先して中止した。
ランキングの基となる調査は6、7月にインターネット上で実施。調査では「魅力度」だけでなく、観光や居住への意欲など計84項目を選択式で質問し、全国の20~70代の男女約3万人が回答した。
大井川知事は「調査結果が県のイメージを著しく損なっている。どのような方法で調査しているか精査し、適切な対応を考えたい」とのコメントを出した。【太田圭介】