日本人宇宙飛行士、月に降り立つかも…米の月面探査計画に参加

政府の宇宙開発戦略本部(本部長・安倍首相)は18日、2024年に宇宙飛行士の月面着陸を目指す米国の「アルテミス計画」に参加することを決めた。日本は当面、拠点となる月周回基地の建設を中心に協力していく。将来的には、日本人宇宙飛行士が基地を活用し、月に降り立って探査することも視野に入れる。
米国は、現在運用中の国際宇宙ステーション(ISS)の後継として、月の周回軌道に有人基地を建設する予定だ。計画では、28年に基地を完成させるとしていたが、今年3月、基地の完成を待たずに、24年に米飛行士を月面に送り込んで探査する方針を発表し、アルテミス計画と命名した。 安倍首相は18日午前の会合で、「日本もいよいよ月探査、宇宙開発に新たな一ページを開く。米国の新たな挑戦に、我が国の強みを生かして参画することとした」と述べた。政府は、空調など飛行士の生命環境を基地で維持する技術や、開発中の無人補給船「HTV―X」による物資輸送などで計画に貢献する方針だ。