「即位礼正殿の儀」を翌日に控えた21日、海外から参列する国家元首らが続々と羽田、成田両空港に到着した。
ベルギーのフィリップ国王は王妃と共に午後4時ごろ成田空港内の通路に姿を見せた。王妃は待ち構えていた報道陣に笑顔で手を振った。
秋篠宮ご夫妻と長男悠仁さまが8月に訪問したブータンからはワンチュク国王と王妃が来日。モナコのアルベール2世公、バチカンのモンテリーズィ枢機卿も同空港に降り立った。
一方、羽田空港には午前11時ごろ、トーゴのニャシンベ大統領が到着。同大統領は、英国のチャールズ皇太子と同様、29年前の正殿の儀にも出席した。カンボジアのシハモニ国王は午後5時ごろ政府専用機で来日し、穏やかな笑顔を見せながらゆっくりとした足取りでタラップを降りた。