55万人恩赦の「復権令」施行 1993年以来26年ぶり

「即位礼正殿の儀」に合わせた政令恩赦の「復権令」が22日、公布、施行された。55万人と推計される該当者が一律に、罰金刑による資格制限を解かれたことになる。国家的な慶弔事に伴う恩赦は1993年の天皇、皇后両陛下のご結婚以来、26年ぶり、戦後13回目となった。
復権令は、罪種を問わず罰金刑が対象。刑の執行(罰金の納付)が終わり、その後3年間、禁錮以上の刑を受けていなければ原則適用される。
該当者の罪種は、道交法違反や自動車運転処罰法などの交通関連が8割超を占める。刑法犯は傷害・暴行が3・3%、窃盗が2・6%などで、公職選挙法違反は約430人。
政令恩赦の要件から漏れた人などが対象の特別基準恩赦は、病気などで懲役や禁錮などの刑執行が長期間停止中の人の「刑の執行免除」と、罰金刑を受けた人の「復権」を行う。22日から原則3カ月間、出願を受け付け、中央更生保護審査会で1件ずつ審査される。【村上尊一】