「国民のよりどころに」記帳に多数の市民 ゆかりの京都も祝賀 即位礼

天皇陛下の「即位礼正殿の儀」があった22日、明治維新まで千有余年、都だった皇室ゆかりの京都では、慶祝のためのさまざまな催しが実施された。
京都市役所(中京区)や世界文化遺産・二条城(同)など市の関連施設には、朝からお祝いの看板や横断幕が設置された。市役所内には記帳所が設けられ、午前10時の受け付け開始から、多くの老若男女が訪れた。
京都市山科区の主婦、古屋明子さん(32)は「戦争はないが、災害の多い時代。両陛下が国民の心のよりどころであってほしいと願っている。子供がいたら連れて記帳に来たくなるような家族像も示してもらえれば」と穏やかな表情で話した。
この日は二条城をはじめ、市動物園(左京区)、市青少年科学センター(伏見区)などの文化施設が終日無料になった。華道発祥の地とされる六角堂(中京区)では、華道家元池坊が皇室の紋章である菊を使った生け花「菊一色立花(きくいっしきりっか)」を供え、一般公開した。日没後は京都タワー(下京区)が紅白にライトアップされた。【矢倉健次】