愛知県、文化庁に不服申し出へ トリエンナーレ補助金不交付

国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」への補助金7829万円を文化庁が不交付と決定した問題で、芸術祭実行委員会会長の大村秀章・愛知県知事は23日、記者会見を開き、24日に文化庁に対し、決定の取り消しを求め、補助金適正化法に基づく不服申し出をすると発表した。
大村知事は、文化庁の芸術祭に対する調査は東京に派遣した愛知県職員からの聞き取りが1回、電話による問い合わせが2回あっただけで、現地確認を受けていないと指摘し、「文化庁の不交付決定には調査、審査不足がある」と述べた。
文化庁が不交付を発表した9月26日、大村知事は文部科学省を相手取り提訴する方針を示していた。この日は「不服申し出の期限は不交付決定から30日間。訴訟の期限は6カ月間あり、順番に手順を踏んでいく」と説明した。
また「一連の経緯を私から説明したい」と述べ、不服申し出や提訴とは別に、文科省の「トップレベル」(大村知事)との協議を求める意向も示した。【竹田直人】