JR西日本は23日、昨夏の西日本豪雨で鉄橋が流失し不通となっていた広島市安佐北区の芸備線中三田―狩留家(かるが)間の運転を1年3カ月ぶりに再開した。豪雨によるJR西、四国の不通区間は全て解消し、広島駅(同市南区)であった運転再開式典では、多くの利用客らが全線開通を祝って出発した4両編成の観光列車を見送った。
昨年7月6日の豪雨で、狩留家駅の北約1キロに架かる「第1三篠(みささ)川橋りょう」が増水により流失していた。
式典では、JR西の北野眞・広島支社長が「時間がかかり心苦しかったが、芸備線の利用が活性化することを期待しています」とあいさつ。架け替えられた鉄橋では、観光列車の通過に合わせて地元消防団員がアーチ状に放水したほか、沿線住民らが線路脇に横断幕を掲げるなどして運転再開を祝福した。【中島昭浩】