神奈川県警サイバー犯罪捜査課は21日、同課の50歳代の男性巡査部長が捜査資料のコピー64枚を紛失したと発表した。
今年5月に摘発した詐欺事件の容疑者の男の供述調書や、男のパソコンに入っていた第三者のクレジットカードの情報などが含まれていた。盗難車両のトランクで発見されたといい、同課は悪用された痕跡はないとしている。
発表によると、巡査部長は今年5月30日夜、横浜市中区の居酒屋で約5時間にわたって同僚ら4人と飲食し、翌日の朝、捜査資料が入ったとみられるリュックサックを紛失したことに気付いた。リュックサックは31日夕方、居酒屋から約700メートル離れた路上で通行人が発見したが、資料は見つからなかった。
警視庁が8月23日、東京都杉並区内で放置された盗難車両を見つけ、トランク内に資料があるのを発見した。クレジットカードの情報は容疑者が悪用するために保存していたとみられ、これも含め、資料には第三者の39人分の個人情報が含まれていた。県警は巡査部長の処分を検討している。