新潟市南区の白根商店街で22日、86年ぶりに仮装行列「白根子行進曲」があった。雨が降る中、行列には地元住人ら約100人が思い思いの「ネコ」の仮装で参加。ハロウィーンより一足先に商店街はネコの仮面やメークをした人であふれた。
この仮装行列はもともと、1931年に町の約3割を焼いた白根大火からの復興を祝ったもので、大火から2年後の33年に地元住民の通称「白根っ子」と「白猫」をもじり、ネコの仮面をつけて復興した町並みを太鼓などを演奏しながら練り歩いたという。
当時の様子を伝えるものは行列を写した数枚の写真しかなく、今回は地元の商工会などで作る実行委員会を中心に、楽曲などを現代風にアレンジした仮装行列になった。
白根大凧(おおだこ)の破れた和紙でネコのかぶり物を作って参加した小千谷市の40代の女性は「こんなに人が集まってびっくり。仮装してみんなで歩くのは楽しい」と話した。【露木陽介】