横浜市立大病院 動脈瘤放置 70代男性、破裂し死亡

横浜市立大付属病院は24日、コンピューター断層撮影(CT)検査を受けた70代男性の動脈瘤(りゅう)を発見しながら放置し、適切な治療をしていなかったと発表した。男性はこの動脈瘤が破裂して9月に死亡した。
病院によると、男性は一昨年6月に胸部から骨盤までのCT検査を受け、放射線科医が骨盤内部の内腸骨動脈に動脈瘤を認め「両側内腸骨動脈瘤」「いずれも増大」と報告書に記した。しかし主治医の腎臓内科医が記載を見落としたとされる。
病院は「適切に治療すれば死亡を回避しうる状況だった」としている。主治医は「2年前で記憶がない」と述べ、遺族は「2年前に分かっていたことに対応してもらえず残念だ」と話しているという。【池田直】