園児虐待で職員60人退職 40歳パワハラ副園長の“女帝”ぶり

まさに「女帝」だ。
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保育園で指導中、男児の顔面をブン殴り、2週間のケガを負わせたとして、福岡県宗像市の認可保育所「日の里西保育園」副園長の清原こづえ容疑者(40)が21日、傷害の疑いで同県警捜査1課に逮捕された。
6月26日の午前中、園児らが「ブリッジ歩き」をしていると、こづえ容疑者は他の子どもたちより動きが遅い男児(6歳)の元に歩み寄り、両頬をパチーン、パチーンと平手打ち。夕方、迎えに来た母親が、息子の頬が腫れていることに気付き、こづえ容疑者に「何があったのか」と尋ねると、「どこかにぶつけたかもしれない」と素知らぬふりをした。母親は「叩かれた」と訴えた息子を病院に連れて行き、診察を受けさせ、再度説明を求めたところ、こづえ容疑者は「手が当たったかもしれない」と認めたため、警察に被害届を出した。
調べに対し、「ブリッジの途中に泣いていたので、励ますために両頬にタッチするように触れただけ」とシラを切っているというが、こづえ容疑者は7月下旬にも別の園児の肩と頭を押さえ、口の中を切るケガを負わせていた。
約110人の園児が通う日の里西保育園は10年ほど前、園長を務めるこづえ容疑者の母親が別の経営者から一部保育士とともに引き継いだ。プロゴルファーの横峯さくらの伯父が提唱する「ヨコミネ式教育法」を導入し、スポーツに力を入れ、相撲や体操、宙返り、逆立ちの他、読み書きや計算などのプログラムを行っていた。
■運動場の真ん中で仁王立ち
しかし2011年、娘のこづえ容疑者が副園長に就任して以降、60人以上の保育士が退職。園児も多数退園した。この3年余りの間に「指導が厳しい」「口調がきつい」など、こづえ容疑者にまつわる暴力や指導に関する相談が宗像市に11件寄せられ、市と県は園長に改善を求め、口頭で指導していた。
「背中を蹴られたり、階段から落とされた園児もいた。トイレに行かせないとか、トイレの前で食事をさせられることもあった」と、こづえ容疑者を知る関係者がこう続ける。
「運動場では絶対暴力を振るうそぶりは見せなかった。その代わり中央でずっと仁王立ちし、保育士を呼びつけては大声で『返事は!』と忠誠を誓わせるような言い方をする。笑顔を見せることはなく、もう頭ごなしですよ。40歳ですが、海外で違う仕事をしていたため、キャリアがなく、ナメられたらダメという思いが強かったのでしょう。保育士の資格を取得してから、まだそんなに年数は経っていないはず。周囲に当たり散らすというか、圧力をかけないといけない立場と思い込んでいるフシがあった」