関東の大雨「24時間で180ミリ」台風+低気圧で雨雲発達 二次災害の危険度高まる

台風21号は小笠原近海を抜けた現在も、本州の東の海上を強い勢力を維持しながら北上している。
東日本に接近中の低気圧と、台風周辺の湿った空気によって発達した雨雲の影響で、東日本ではきょう夕方にかけて、東北の太平洋側では昼過ぎからあす26日の明け方にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、24時間雨量が180ミリに達するところがある。台風19号で河川の堤防が決壊した地域では、二次災害のおそれがあることから気象庁が注意を呼びかけている。
気象庁によると、台風21号は25日午前9時現在、本州の東の海上を、暴風域を伴いながら北東に進んでいる。中心気圧は975ヘクトパスカルで、依然として強い勢力を維持しているが、24時間以内に温帯低気圧に変わる見通しだ。
さらに四国沖の低気圧は、今夜にかけて西日本から東日本の太平洋側沿岸部を北東に進むと予想されており、この低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むとともに、台風21号周辺からの湿った空気が流れ込んで、雨雲を発達させている。
25日は本州の太平洋側を中心に、大気の状態が不安定な状態が続き、広い範囲で大雨が降り続く見込みで、あす朝までの24時間に予想される雨量は、▽関東・東北地方で180ミリ、▽東海・甲信・伊豆諸島で150ミリに達するおそれがある。
特に関東甲信地方では、局地的に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨となる予想で、総降水量は21日から22日にかけての雨より多くなる見込みだ。台風19号による記録的な大雨で堤防が決壊したり土砂災害のあった地域では、洪水の危険性が高まっていることから十分に注意してほしい。