25日から降り続いた大雨で、福島県相馬市山上の国道115号では、道路の下を流れる沢があふれて路上に大量の泥や流木などが流出し、午前8時過ぎから撤去作業が行われた。
現場では道路の片側を交互に通行する規制が敷かれ、重機1台のほか、約10人の作業員がスコップなどを使って路面を埋める土砂の搬出に追われた。作業中も沢からあふれた水が路面を川のように流れ、通過する車は大きなしぶきをあげていた。
現場は福島県北部の浜通りと中通りを結ぶ幹線道路で交通量が多く、作業員の男性は「とにかく車道だけでも確保しないと」と、作業を急いでいた。