盛岡市で27日、「いわて盛岡シティマラソン2019」が初開催される。市制施行130周年の記念事業で、自然豊かな秋の街を約1万人のランナーが駆け抜ける。
大会はフルマラソン(42.195キロ)に7286人、楽しみながら走るファンラン(8.8キロ)に2693人、2人一緒に走るペアラン(2.5キロ)に584人が参加予定。香港や台湾、アメリカなど海外からもエントリーしている。
フルマラソンは午前9時に岩手大をスタート。県庁、盛岡八幡宮など中心部を巡り、志波城古代公園や御所湖を通過して、市中央公園でフィニッシュする。13の給水所のうち、5カ所で盛岡りんごやおにぎり、福田パンなどが用意されている。フィニッシュ地点では盛岡三大麺も振る舞われる。
俳優の石田純一さんがスペシャルゲストとして参加。また、青山学院大時代に箱根駅伝で「山の神」と呼ばれた、プロランナーの神野大地さん=セルソース=らがゲストランナーとして出場する。
26、27日には盛岡タカヤアリーナで、大会を盛り上げるイベントが開かれる。飲食店ブースなどが集まり、盛岡さんさ踊りも披露される。入場無料で、会場には盛岡駅からシャトルバスが運行される。
27日は市内の広範囲で交通規制がある。実行委は公共交通機関の利用を呼び掛けている。
【藤井朋子】