長崎市築町のメルカつきまちで1日、第1回チキチキながさき昆虫食まつり(西日本新聞社など後援)が開かれた。提供されたのはコオロギやバッタ、カイコなど10種類。来場者は乾燥コオロギをトッピングしたソフトクリーム、素揚げしたバッタなどを珍しそうに口にしていた。
佐世保市でイベント会社を経営する諸岡健明さん(53)が、タイで昆虫食に出合ったのをきっかけに企画した。昆虫食は栄養が豊富といわれ「抵抗感を持たずに挑戦してほしい」と諸岡さん。コオロギを食べた長崎国際大5年の永谷真梨さん(23)は「パリパリしていてエビを食べている感覚。思っていたよりもおいしい」と笑顔を見せた。