教諭4人が市外へ異動求め措置要求 奈良・郡山南小のパワハラ問題

奈良県大和郡山市の市立郡山南小学校の教諭4人が同僚によるいじめとパワーハラスメントを訴え、9月の2学期始業式から休んでいる問題で、4人が市外への異動と職場環境の改善を求め、県人事委員会に措置要求したことが28日、関係者への取材で分かった。
措置要求したのは2、3年の学級担任を務める20~50代の男女4人。いずれも医師から「3~4カ月の休養が必要」と診断され、9月2日の2学期始業式から休んでいる。
措置要求書で4人は、20代の女性教諭が50代の女性教諭から「秘書」とあだ名をつけられて雑用を押しつけられたり、他の3人も同僚から怒鳴られたりするなど威圧的な言動を繰り返し受けたと主張。また、校内で職員同士や児童とのトラブルがあったとしても職員全体で事実が共有されないとして、4人の市外への異動と職場環境の改善を求めている。
措置要求は地方公務員法に基づき、給与や勤務時間などに関する均等な処遇を求めるもので、人事委員会が判定し、必要があれば該当する機関に勧告する。
20代の女性教諭は「困っていることや苦しんでいることを打ち明けられる環境になれば」と訴え、他の3人も「第三者に相談できるような仕組みを作ってほしい。(人事委には)保護者や児童に迷惑をかけないためにも、安心して働けるよう対応してほしい」と求めた。