五輪スノボ「銅」の平岡容疑者を書類送検…飲酒ひき逃げ疑い

追突事故を起こして6人にけがを負わせ、飲酒運転の発覚を免れるために逃走したとして、奈良県警は29日、ソチ五輪スノーボード男子ハーフパイプの銅メダリスト平岡卓容疑者(24)(奈良県御所市)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷アルコール等影響発覚免脱)と道路交通法違反(ひき逃げ)両容疑で奈良地検葛城支部に書類送検した。
発表では、平岡容疑者は9月29日午前、奈良県葛城市新庄の県道で乗用車を運転中に、軽乗用車に追突。弾みで軽乗用車が駐車場に突っ込み、軽乗用車を運転していた女性(40)と、歩行者ら男女5人(4~85歳)に軽傷を負わせ、飲酒運転の発覚を免れるために逃走した疑い。県警は、平岡容疑者の認否を明らかにしていない。
事故当時、駐車場でクラシックカーが集まるイベントがあった。平岡容疑者の弁護士によると「イベントに目がいって脇見運転をしてしまった。前日は大阪で友人と酒を飲んだが、仮眠を5時間取ったのでアルコールは抜けていると思っていた」と説明しているという。
目撃情報などから、捜査員が自宅にいた平岡容疑者に飲酒検知を実施し、基準値以上のアルコール分が検出された。
平岡容疑者はプロスノーボーダーで、2014年のソチ五輪で日本勢としてスノーボードで初となる銅メダルを獲得した。